体の中でGLP-1は毎日つくられている ― 食物繊維と短鎖脂肪酸の経路
食物繊維をとった後に感じる腹持ちの良さは、胃の中の膨張だけで説明できるのか。大腸に届いた食物繊維が腸内細菌によって短鎖脂肪酸に変わり、L細胞からのGLP-1・PYY分泌を促す経路を、公開されている一次研究と国の調査データに基づいて解説する。
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体の中でGLP-1は毎日つくられている ― 食物繊維と短鎖脂肪酸の経路
食物繊維をとった後に感じる腹持ちの良さは、胃の中の膨張だけで説明できるのか。大腸に届いた食物繊維が腸内細菌によって短鎖脂肪酸に変わり、L細胞からのGLP-1・PYY分泌を促す経路を、公開されている一次研究と国の調査データに基づいて解説する。
もう一つのインクレチン、GIP ― 受容体を組み合わせるという設計思想
「デュアル作動薬」という言葉を見かけて意味を知りたい人に向けて、GIPというホルモンの生理学と、単一の受容体から複数の受容体を同時に狙うという薬剤設計の考え方の変化を、公開研究に基づいて解説する。
GLP-1はもともと体の中にあるホルモン ― インクレチンの生理学入門
GLP-1とは何のホルモンか。20世紀初頭の仮説から発見に至った経緯、膵臓・胃・脳という3つの臓器での働き、血糖を下げるのに低血糖を起こしにくい理由までを、一次文献に基づいて整理する生理学入門。
治療をやめると体重が戻るのはなぜか ― セットポイントと代謝適応の生理学
治療を中止すると、それまで減った体重の多くが戻ってしまうのはなぜか。食欲を抑えるホルモンの回復、安静時代謝の低下、体重セットポイントという観点から、公開されている研究をもとに生理学的な背景を解説する。
GLP-1受容体作動薬の治療で段階的に用量を引き上げていく設計が、どのような考え方に基づいているのかを、消化器症状への忍容性という観点から公開情報をもとに解説する。
成分から整理するGLP-1関連薬 ― セマグルチドとチルゼパチド
オゼンピック・ウゴービ・リベルサス・マンジャロ・ゼップバウンドの関係を、有効成分(セマグルチド/チルゼパチド)を軸に整理する。同じ成分がなぜ異なる製品名・適応・剤形で承認されているのかを一次情報に基づいて解説する。
GLP-1受容体作動薬の多くがなぜ注射剤なのか、セマグルチドの経口製剤(リベルサス)がどのような技術で実現したのかを、製剤設計の観点から公開情報に基づいて解説する。